生写真は、買った瞬間から劣化が始まります。 原因は主に光・湿気・空気中の物質の3つ。 どれも「気をつける」だけでは防げず、収納方法そのものを変える必要があります。
この記事では、劣化を防ぐ保管方法と、増えたコレクションを 「探せる状態」に保つための整理術をまとめました。
生写真が傷む3つの原因
光(紫外線)
色あせの最大の原因です。直射日光はもちろん、蛍光灯やLEDの光でも少しずつ進行します。 飾りたい気持ちはあっても、長期保存したい1枚を出しっぱなしにするのは避けたほうが安全です。 どうしても飾りたい場合は、コピーを飾って原本はしまうという方法があります。
湿気
湿度が高いと写真同士がくっつき、剥がすときに表面が剥離します。 逆に乾燥しすぎると反りが出ます。 理想は湿度40〜60%程度。押し入れやクローゼットの奥は湿気がこもりやすい場所です。
素材との化学反応
塩化ビニル(PVC)製のスリーブやファイルは、 時間が経つと可塑剤がにじみ出て写真の表面を溶かすことがあります。 「透明ならなんでもいい」わけではありません。
スリーブとファイルの選び方
- スリーブ/ サイズはぴったりすぎないもの。出し入れで角が傷む
- リフィル/ 生写真のサイズ(多くは縦127×横89mm前後)に合ったポケット数のものを
- バインダー/ リング径に余裕を持たせる。詰め込むと写真が反る
- ハードケース/ 特に大切な1枚だけ。全部に使うと保管場所を圧迫する
1枚ずつスリーブに入れてからリフィルに収めるのが、もっとも傷みにくい方法です。 枚数が多い場合はコストがかかるので、 「保存用は二重、閲覧用は一重」と使い分ける人もいます。
置き場所と環境
- 直射日光の当たらない場所に置く
- 外壁に面した壁際は結露しやすいため避ける
- 床置きしない。湿気とホコリが溜まりやすい
- 密閉容器に入れるなら乾燥剤を一緒に。ただし入れすぎは乾燥しすぎの原因
- 立てて保管する。平積みは下の写真に圧力がかかり続ける
増えた写真を整理する
コレクションが増えると、必ず起きるのが 「持っているはずなのに見つからない」「同じものを買ってしまった」という問題です。 これは並べ方のルールを決めていないことが原因です。
- メンバー別/ 推し1人を集中的に集めているならこれが最速
- シリーズ・弾別/ コンプリートを目指すならこちら。抜けが一目で分かる
- 年代別/ 長期間集めている場合。ビジュアルの変遷が追える
どれが正解ということはありませんが、途中でルールを変えないことが何より重要です。並べ替えは想像以上に時間がかかります。
デジタルで管理する
物理的な整理には限界があります。 バインダーを開かないと在庫が分からない状態だと、 外出先で「これ持ってたっけ」を確認できません。
所持リストをデジタル化しておくと、次の場面で効きます。
- ショップやイベントで、ダブりを買わずに済む
- コンプまであと何枚かがすぐ分かる
- トレード相手に提示する「譲」リストをその場で出せる
- 万が一の紛失・災害時に、何を持っていたか記録が残る
ダブりとトレードの管理
トレードでもっとも多いトラブルは、 「譲れると思っていたものが、実は最後の1枚だった」という認識のズレです。 所持数と譲渡可能数を分けて管理すると、この事故はほぼなくなります。
- 所持数と「譲れる枚数」を別々に記録する
- 取引中のものには印をつけ、二重に約束しない
- 求めているものリストも同時に持っておくと交渉が早い
- やり取りの記録は取引が完了するまで残す
オシタビのコレクション機能では、所持している生写真を登録して、 シリーズごとのコンプ状況を確認できます。 譲りたいもの・求めているものを掲示板に投稿する機能もあります。
持ち歩くとき・遠征のとき
- ハードケースかクリアファイルに入れる。カバンの中で角が折れる事故が最も多い
- 雨の日はジップ袋を一枚かぶせる
- 夏場の車内に放置しない。高温で写真が反り、貼り付く
- トレード用と保存用は別のケースに分ける
遠征全体の持ち物は推し活遠征の持ち物チェックリストにまとめています。
オシタビなら、持っている生写真をシリーズごとに登録して、 コンプ状況をひと目で確認できます。ダブりの管理もまとめてできます。
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